映像技術×映像技術"縁の下の力持ち" 映像制作には欠かせないビデオエンジニアの魅力とは vol.2

United States March 22, 2026

映像技術×映像技術"縁の下の力持ち" 映像制作には欠かせないビデオエンジニアの魅力とは vol.2

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Introduction

映像制作における”脳みそ”のような存在であるビデオエンジニア。Vol.1に続き、難しさの裏に隠された魅力に迫りながら、正直な想いを語り合いました。

映像技術

藤井さん

2024年入社

ロードレースやバラエティ番組など、スタジオ・中継問わず様々な現場で日々奮闘中。 《入社後1番のピンチ》収録機に音素材が届かず、収録漏れになりかけたこと。

映像技術

さん

2018年入社

現在は野球、ゴルフ、ロードレース、バレーボールなど様々なスポーツ中継業務を担当し、新中継車の建造にも携わる。 《入社後1番のピンチ》収録素材にノイズが乗っていたことが発覚し、後日修正と撮り直しをしたこと。

映像技術

蜷川さん

2009年入社

野球、フィギュアスケート、ボクシングなどのスポーツ中継からスタジオ、ロケなど様々な経験を経て、現在は主にスポーツ中継のVEを担当。新中継車建造の中核も担う。 《入社後1番のピンチ》飛行機に乗り遅れ、現場入りが遅れたこと。

Session - 01

藤井さんへ質問  ー 入社から丸1年。振り返るとどんな年だった? ー

藤井さん

制作技術部に配属されてからは研修でカメラアシスタントを3ヶ月間やっていました。

1番大変だったのは27時間テレビの100キロマラソンですね。

僕は1時間半おきに小型カメラをペースメーカーの人に付け直してRECするという役割をやっていたんですが、何か緊急のことがあったらそれにも対応しないといけないし、結構きつかったですね。

VEになってからはとにかく覚える量がすごく多くて…スタジオによっても機材が全然違いますし、特に外部スタジオはシステムやら何やらフジテレビと全然違うので、すぐ理解が出来ればいいですけど、いまだに分からないことも多いので大変です。


Session - 02

藤井さんから先輩へ質問① ー 大型番組のチーフになるにはどのような経験が必要? ー

藤井さん

先輩方がどういう歩み方をして大型番組のチーフになっていったのかお聞きしたいです。

堺さん

蜷川さん最初の中継車チーフデビューは何でした?

蜷川さん

デビューはプロ野球中継SBL(SWALLOWS BASEBALL L!VE)だったと思う。

うちの会社で平日でもやっていて試合数も多い生中継の現場だしね。


堺さん

これが中・小型くらいの規模ですよね。

僕も野球をやって、各中継車の使い方を覚えて、中継の番組作りの流れを覚えた上で、地上波野球とか日本シリーズとかもやりましたね。

基礎になっている中継があって、結局はそれにどんどん肉付けされていくだけだから、ゴルフとか春高バレーとかも細かく切っていくとやっていることは一緒というか…

ただ複雑に絡み合っているだけだから、それを自分でほどいて理解して、こうすればこうできるなっていうのを繰り返していけば自然とそれが頭に入ってくる。基本となる中継をやるに越したことはないってことかな。


藤井さん

SBLが中継の登竜門のような感じですか?

蜷川さん

SBLやってたら他の番組も分かってくることはあるね。

自分で資料を作れるようになると理解が追いついてきて、これを繰り返していくとどんどん繋がってくるからね。


堺さん

0から一気に大きい番組をやることは現実的じゃないから、

やっぱり小規模の中継をどんどんやってステップアップしていけば自然と大きい仕事ができるし、先輩たちに質問して助けも借りて経験を増やしていってほしいな。

まずは先輩がやっている番組の仕組みを理解して、徐々にその人がいなくても「僕これできますよ」ぐらいになっていってほしい!


蜷川さん

そうだね。大型番組のセカンドポジションぐらいになった時に、きっと「来年はチーフよろしくね」って話になるよ。あと、後輩がやっている番組のシステムをみて、「こういう新しいやり方があるのか」って学ぶこともあるから、お互い高め合っていけたらいいな。

藤井さん

これから自分で考えてシステムを作らないといけない機会が来るので、頑張っていこうと思います!

Session - 03

藤井さんから先輩へ質問②  ー 中継車プロジェクト ー

藤井さん

僕は中継車を造りたいって思いがあってfmtに入社しました。

中継車を造る上でこれは絶対大切ということや、必要なスキルに関してお聞きしたいです。

蜷川さん

まず、想いとしては、みんなの意見を集約して使いやすい車にしたいっていうのがメインであったから、今後使っていく後輩の代表ってことで堺にもプロジェクトチームに入ってもらいました。

中継車を造る上で大事にしている考え方は、まずは大型番組に就いた時にいかにシステムを容易に構築できるようにするかということ、そしてスタンダードの小中規模の中継の時は、事前の機材準備をしないでも成立する車にしたいっていうところかな。

藤井さん

プロジェクトメンバーには、ゴルフ中継をやっている方から、サッカー、競馬、テニスなど色々なジャンルの担当者がいますが、そのジャンルによって「これは欲しい」「これはいらない」など意見は沢山出ますか?

蜷川さん

めちゃくちゃ出るね。

基本的にみんな自分の担当している番組をやりやすくする事が第1優先だからね(笑)

堺さん

fmtでは中継車を3台持っているけど、中継車によって特色もあるし、共通して残したい部分とか、この新しい中継車には何の機能を残すのか、もしくは残さないのかとか、この機能は自分の番組だと使っているとか使ってないとか、そういう知見はいろんな先輩からも出るし。

蜷川さん

それを集約して全体でどの番組でも使える車にしないといけないのが1番大事だけど1番難しい所だね。

藤井がもし次の中継車の更新プロジェクトを担当するとしたら、その時にはIPにするのか4Kにするのかとか、またシステムが大きく変わってるだろうね。


藤井さん

ぜひ携わりたいので、新しい機材のことも頭に入れておきます!

堺さん

現行の機材、最新の機材への知識もそうだし、そこから予測を立てて各メーカーが今後どういう動向かを知る事も大切だね。やっぱりどこのメーカーも8Kに振らなくなってきてるし。

蜷川さん

4Kもほぼ出尽くした、IPよりもクラウドに移行しているイメージはあるよね。

堺さん

SDIからNDIに変わるのかとか動向を探りつつ、先の予定・予測も立てつつ、こういう新機材が出るだろうなという流れの中で、今まで我々がやってきている中継の歴史を続けていけるようなシステムに落とし込むにはっていうところだから。色々なことを知っておいた方がプロジェクトに入って活躍できる。

蜷川さん

いろんな中継に行った方がいいよ。

藤井さん

そうですね。今年はいっぱい行けるように頑張ります!

Session - 04

藤井さんから先輩へ質問③ ー VEが楽しくなってきたきっかけとは? ー

藤井さん

VEはシステムの中核を担うので、毎回番組でやることが多くて、今の僕からしたらまだ楽しいより大変だっていう気持ちの方が勝っちゃうんです。特に春高バレーの時とかは、出先の機材管理とかを自分でやらないといけないけれど、上手くできなくて…

何でできなかったんだろうって悔しくて。お2人が楽しいという感情が出てきたのはどのくらいからでしたか?


蜷川さん

3年じゃない?3年目ぐらいでやっとシステムを理解し始めて、余裕が持てるようになったら、先輩が今どうして欲しいのかっていうのが分かるようになって、効率よく動けるようになった。「これ先にやっておいてくれたから楽だよ」って言ってくれたり、色々任せてもらえるようになったり。チーフをやり始めてシステムの理解度が上がったぐらいからな気がするな。

堺さん

僕も色々な仕事を任せてもらえるようになってきてからだったかな。

2年目の時に室内ロケのチーフを担当して、そこから色々な現場にシフトしていくことが増えてきたんだけど、先輩に対してちゃんとした質問ができるようになってきてから変わってきた気がする。


藤井さん

どういった質問ですか?

堺さん

「こういうシステムを作りたい。そのためにはこの機材をどうやって使ったらいいんですか。」とか具体的な質問かな。1年目の時って何を聞いたらいいか分からなくて、抽象的な質問が多かったって自分でも思うけど、チーフを担当するようになって先輩としっかり話せるようになると、頼ることもできるようになって「これやっておいてください」とかお願いも言えるようになって。

それを経てVEの一人として先輩の中で認めてもらえたのかなって感じた時に、負い目を感じるようなことがなくなってきて、楽しくなったかな。

今では、次、中継のチーフをやるんだったら大きくやり方を変えようかなとかも思ってる。そういうことを考えるのも楽しくなってきた。変化をつけていかないと面白くないからね。


蜷川さん

この部分をちょっと変えようとか、自分がチーフを担っている時代に何かを変えたいのは確かにあるね。

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